今日の京都新聞社説 「八幡市長選 問われる公約の実行力」

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なかなか厳しい状態からのスタートのようですね。

 

今後も人口減少と高齢化が急速に進み、歳入減と歳出増が見込まれる上に、予定する旧市庁舎の活用整備や公共施設の老朽化対策に多額の費用が必要となる。
 借金にあたる市債残高が286億円まで積み上がった厳しい財政の中で、事業を取捨選択して優先順位を明らかにすることが求められる。

 

市の借金がそれほどまであるとは意識していませんでしたが286億円とは。

これがどこまで問題なのかイメージできないのですが、市の1年分の予算と同じくらいの額ってことなのでしょうか。なかなか大変です。

 

 八幡市の人口は1970年代の男山団地開発などで急増し、93年には約7万6千人に達した。その後は減少傾向が続き、
 今年9月末には約6万9千人まで減った。65歳以上の割合を示す高齢化率は2020年時点で31・5%と、過去10年で10ポイントも上昇している。

 

少子高齢化はどこも同じですよね、住む分には静かでよいのですが、町の活気という点ではあちこち寂しくなっています。男山団地は外国人が増えてきてガラが悪くなっているのが大丈夫かと感じます。

 

市の「玄関口」である京阪石清水八幡宮駅前は、スーパーの閉店などで人通りが減り、衰退ぶりが著しい。国内外からの観光客ら「交流人口」を伸ばすには、駅前のにぎわい再生とともに、石清水八幡宮や周辺の社寺、背割堤、流れ橋(上津屋橋)といった観光スポットを巡る人の流れを生み出す具体策が欠かせない。

あの旧八幡市駅前、新市長にはどうにかしていただきたい。もっとも私はまず利用することがないので今の廃れた街並みでも困らなかったりするのですが、やはり自分の住む町の玄関口ですので、もう少しワクワクするような何かがあってよいのかと思いますね。隣の枚方市は駅前が随分と変わってきていますので、同じような発展でなくてよいのですが、何か八幡市の顔としての街並みにしていただくこと期待します。

 

市内を通る新名神高速道路は27年度に全線開通の予定で、名古屋市と神戸市を東西に結ぶ。南北の第二京阪道路との結節点として、交通の利便性が一層高まる。しかし、市内の4工業団地は全ての区画が埋まり、企業が進出する用地の不足が課題となっている。市は農地を転用する産業振興ゾーンの設定を行っているが、計画は思うように進んでいない。

新市長は企業誘致をさかんに仰ってましたが、場所がないとは、新名神開通が4年後に迫っているとのこと、農地を潰して産業用のスペースを作っていくんでしょうか。

 

なかなかに厳しそうですが、新市長の力の発揮しどころですね。